生命の星・地球博物館パート1
- 2017/08/02
- 18:24
今回、一緒にぶら散歩してくれるは、お色気物語の「三井りな」さんです☆
以前は保育士さんをやっていた事もあり、今回は大人の遠足ですね( ^ω^ )

今回のぶら散歩は横浜からちょっと足を伸ばして、小田原市にある「神奈川県立 生命の星・地球博物館」へとやって参りました。

平成7年(1995年)元々は横浜の馬車道にあった、神奈川県立博物館(現:神奈川県立歴史博物館)の自然史部門が独立する形で誕生しました。

地球と生命・自然と人間がともに生きることをテーマに活動する自然史博物館として、地球全体の過去から現在にわたって幅広く、また、神奈川を中心に、自然科学に関する資料を収集・収蔵管理しているんだそうです。

ですので、館内には「生命の星・地球」の誕生から現在までの46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を、時間の流れを追ってわかりやすく展示しています。
巨大な恐竜や隕石から豆粒ほどの昆虫まで1万点にのぼる実物標本が楽しめるんです。

それでは、館内を見て行きましょう!

地球誕生のなぞを、いん石やクレーターを手がかりにして探り、46億年前にはじまった地球形成の壮大なドラマをたどります。

46億年前に誕生した地球は、その後、時間をかけてはげしい活動をくり返し、さまざまな景観をつくりだしました。
いま、地球上で見られる景観や岩石から、生きている地球のしくみや営みを探ります。

地球には、いたるところに目をみはるようなすばらしい景観があります。
このような景観や、美しい鉱物の結晶、風変わりに見える岩石などは、地球内部の熱エネルギー放出による火山活動や地震、流水のはたらきによる浸食作用や堆積作用、大気や水のはたらきによる風化作用など、地球の営みによってつくられたものです。
このすばらしい景観や岩石、鉱物には、長いあいだ活動をつづけてきた地球の歴史が記されています。

孔雀石は紀元前2000年ごろのエジプトですでに宝石として利用されていた。
当時のエジプト人はラピスラズリ(青)や紅玉髄(赤)などと組合せ、特定のシンボルを表す装身具に用いた。
現在でも、美しい塊は研磨して貴石として扱われ、アクセサリーなどの宝飾にも用いられる他、銅の炎色反応を利用した花火の発色剤としても重用されるんです。
因みに石言葉は「危険な愛情。」だそうですよ。

地球に誕生した生命は、大気や海水の変化とともに進化しました。
すみやすくなった地球には、さまざまな生き物が生活できるようになりました。
そして、およそ6億年ほど前には、おどろくほどたくさんの生き物が栄えました。
さらに、オゾン層ができて、陸上にも生き物が進出できるようになると、まず植物が上陸して生活の場を広げ、やがて大森林をつくりました。
次いで動物も上陸し、恐竜のような巨大な生き物も現れました。

ウミサソリの化石です。
カブトガニ科に属し、多くは浅い海に棲息していたものと思われ、一部は陸に出ることができたらしく、それを示唆するものも発見されています。
尻尾の跡が無いことから、現生のサソリのように尻尾を持ち上げていたんだそうですよ。

魚類は、最初の脊椎(せきつい)動物で、今からおよそ5億年前の古生代カンブリア紀に現れました。
からだの形や生活のしかたを多様に進化させ、いまでは2万4千種以上が知られています。

そして、大気中の酸素が増えてくると、オゾン層が作られ、太陽からの強い紫外線を遮るようになりました。
陸上は、有害な紫外線が除かれた太陽のエネルギーと豊富な酸素が使える場所となり、生き物は海だけではなく、陸上へと生活の場を広げていくのです。
陸上には恐竜が、空には大きな翼(つばさ)をひろげて飛ぶ翼竜(よくりゅう)がいました。

爬虫類は乾燥に耐えられる「皮膚」をもち、弾力性のある卵殻をもった卵を産むグループです。
水との絆を断ち切る事に成功した爬虫類は、乾燥した陸地の奥深くまで生活の場を広げ、やがて、極地をのぞくさまざまな環境に適応しました。

そして、爬虫類の一つのグループが「哺乳類」への進化をはたしました。
哺乳類は、体毛でおおわれ、体温を一定にたもち、子どもは胎生で生まれるなどの特徴をそなえています。
およそ6500万年前、恐竜たちが絶滅すると、入れかわるように、哺乳類が地球のさまざまな環境に適応して広がりました。

食肉目は本来は捕食者として特化したグループであり、獲物を捕えるのに必要な目、耳、鼻、触毛(ひげ)などの感覚器官と知能がよく発達しており、運動能力も高いのです。

クジラの祖先は、陸上生活をする4本あしの動物でした。
クジラは、いったんは陸上生活に適応したからだのつくりを再び変化させて、水中生活をするようになった哺乳類です。
流線型のからだ、ひれのようになった前あし、水平に広がった尾などは、水中生活に適応した形です。

鳥類は、前あしが、羽毛におおわれた「つばさ」になっています。
胸骨とつばさの付け根を結ぶ筋肉は、飛ぶために大きく発達しています。
つばさは、さまざまな形の羽毛でできており、大きな面積の割には軽くなっています。
また、骨は軽く、飛ぶために都合のよいつくりになっています。

鳥類の仲間は、哺乳類の2倍以上にあたるおよそ9000種が知られています。

新生代にはいり哺乳類は各地に生活の場を広げました。
その中で、草原に出てその植物を食べるように適応し、特殊な進化をした哺乳類の仲間に「ゾウ」のグループがあります。
ゾウは、いまからおよそ3800万年前、バクに似た小さい動物から進化し、現在、陸上にすむ動物の中で、もっとも大きなからだをしています。
ゾウの進化のようすは、からだ、頭、鼻、歯などの変化に現れています。

豊かな森林を、哺乳類として本格的に利用することができたのは、サルの仲間です。
森林の枝や葉のしげっている樹上は、天敵となる動物や競争する動物の少ない世界です。
ここで、サルの仲間の祖先は、さまざまなからだのしくみや生活のしかたを発達させ、たくさんの種類に分かれました。

現在、世界にはおよそ80万種の昆虫(こんちゅう)が知られていますが、今後調査が進むと、その種類は数百万種にものぼるといわれています。

からだの色や形はさまざまで、変わった姿をしたものもたくさんあります。
昆虫がこれほどまでに多様な発達をとげたのは、飛べることや、からだが小さいことなどの理由によると考えられます。

大型の甲虫で、成虫は夏に発生し、とりわけ子供達の人気の的となっています。
和名の由来は、頭部によく発達した大きな角を持つため日本の兜のように見えることによる事からだそうです。

こちらは世界最大のカブトムシとして有名なヘラクレスオオカブト。
角を含めた全長は最大180mmを越えるものがあるそうです。

甲虫類(こうちゅうるい)は、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ゲンゴロウ、オサムシ、ホタル、テントウムシ、ゾウムシなど、非常に多様な昆虫が所属しています。

その中でもカブトムシ亜科と呼ばれる「昆虫綱コウチュウ目コガネムシ科」に属する分類群。
総称としての「カブトムシ」はこの分類群の範囲を表していることが多く、約1,000種ほどが知られているんだそうです。

カブトムシと並んで、子供から大人まで人気の高い昆虫クワガタです。

「ヒラタクワガタ」の”ヒラタ”とは平べったい体型をしていることから名付けられおり、25亜種に分類されている オオクワガタ属の中で最大種なんです。

擬態とは、他のものに様子や姿を似せ、攻撃や自衛などのために、からだの色や形などを、周囲の物や植物・動物に似せる行為です。
展示されているオオコノハチョウは翅(はね)の裏面が枯葉のように見えることからこの名があり、隠蔽擬態をする代表的な昆虫の一つに挙げられています。
パート2に続く
以前は保育士さんをやっていた事もあり、今回は大人の遠足ですね( ^ω^ )

今回のぶら散歩は横浜からちょっと足を伸ばして、小田原市にある「神奈川県立 生命の星・地球博物館」へとやって参りました。

平成7年(1995年)元々は横浜の馬車道にあった、神奈川県立博物館(現:神奈川県立歴史博物館)の自然史部門が独立する形で誕生しました。

地球と生命・自然と人間がともに生きることをテーマに活動する自然史博物館として、地球全体の過去から現在にわたって幅広く、また、神奈川を中心に、自然科学に関する資料を収集・収蔵管理しているんだそうです。

ですので、館内には「生命の星・地球」の誕生から現在までの46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を、時間の流れを追ってわかりやすく展示しています。
巨大な恐竜や隕石から豆粒ほどの昆虫まで1万点にのぼる実物標本が楽しめるんです。

それでは、館内を見て行きましょう!

地球誕生のなぞを、いん石やクレーターを手がかりにして探り、46億年前にはじまった地球形成の壮大なドラマをたどります。

46億年前に誕生した地球は、その後、時間をかけてはげしい活動をくり返し、さまざまな景観をつくりだしました。
いま、地球上で見られる景観や岩石から、生きている地球のしくみや営みを探ります。

地球には、いたるところに目をみはるようなすばらしい景観があります。
このような景観や、美しい鉱物の結晶、風変わりに見える岩石などは、地球内部の熱エネルギー放出による火山活動や地震、流水のはたらきによる浸食作用や堆積作用、大気や水のはたらきによる風化作用など、地球の営みによってつくられたものです。
このすばらしい景観や岩石、鉱物には、長いあいだ活動をつづけてきた地球の歴史が記されています。

孔雀石は紀元前2000年ごろのエジプトですでに宝石として利用されていた。
当時のエジプト人はラピスラズリ(青)や紅玉髄(赤)などと組合せ、特定のシンボルを表す装身具に用いた。
現在でも、美しい塊は研磨して貴石として扱われ、アクセサリーなどの宝飾にも用いられる他、銅の炎色反応を利用した花火の発色剤としても重用されるんです。
因みに石言葉は「危険な愛情。」だそうですよ。

地球に誕生した生命は、大気や海水の変化とともに進化しました。
すみやすくなった地球には、さまざまな生き物が生活できるようになりました。
そして、およそ6億年ほど前には、おどろくほどたくさんの生き物が栄えました。
さらに、オゾン層ができて、陸上にも生き物が進出できるようになると、まず植物が上陸して生活の場を広げ、やがて大森林をつくりました。
次いで動物も上陸し、恐竜のような巨大な生き物も現れました。

ウミサソリの化石です。
カブトガニ科に属し、多くは浅い海に棲息していたものと思われ、一部は陸に出ることができたらしく、それを示唆するものも発見されています。
尻尾の跡が無いことから、現生のサソリのように尻尾を持ち上げていたんだそうですよ。

魚類は、最初の脊椎(せきつい)動物で、今からおよそ5億年前の古生代カンブリア紀に現れました。
からだの形や生活のしかたを多様に進化させ、いまでは2万4千種以上が知られています。

そして、大気中の酸素が増えてくると、オゾン層が作られ、太陽からの強い紫外線を遮るようになりました。
陸上は、有害な紫外線が除かれた太陽のエネルギーと豊富な酸素が使える場所となり、生き物は海だけではなく、陸上へと生活の場を広げていくのです。
陸上には恐竜が、空には大きな翼(つばさ)をひろげて飛ぶ翼竜(よくりゅう)がいました。

爬虫類は乾燥に耐えられる「皮膚」をもち、弾力性のある卵殻をもった卵を産むグループです。
水との絆を断ち切る事に成功した爬虫類は、乾燥した陸地の奥深くまで生活の場を広げ、やがて、極地をのぞくさまざまな環境に適応しました。

そして、爬虫類の一つのグループが「哺乳類」への進化をはたしました。
哺乳類は、体毛でおおわれ、体温を一定にたもち、子どもは胎生で生まれるなどの特徴をそなえています。
およそ6500万年前、恐竜たちが絶滅すると、入れかわるように、哺乳類が地球のさまざまな環境に適応して広がりました。

食肉目は本来は捕食者として特化したグループであり、獲物を捕えるのに必要な目、耳、鼻、触毛(ひげ)などの感覚器官と知能がよく発達しており、運動能力も高いのです。

クジラの祖先は、陸上生活をする4本あしの動物でした。
クジラは、いったんは陸上生活に適応したからだのつくりを再び変化させて、水中生活をするようになった哺乳類です。
流線型のからだ、ひれのようになった前あし、水平に広がった尾などは、水中生活に適応した形です。

鳥類は、前あしが、羽毛におおわれた「つばさ」になっています。
胸骨とつばさの付け根を結ぶ筋肉は、飛ぶために大きく発達しています。
つばさは、さまざまな形の羽毛でできており、大きな面積の割には軽くなっています。
また、骨は軽く、飛ぶために都合のよいつくりになっています。

鳥類の仲間は、哺乳類の2倍以上にあたるおよそ9000種が知られています。

新生代にはいり哺乳類は各地に生活の場を広げました。
その中で、草原に出てその植物を食べるように適応し、特殊な進化をした哺乳類の仲間に「ゾウ」のグループがあります。
ゾウは、いまからおよそ3800万年前、バクに似た小さい動物から進化し、現在、陸上にすむ動物の中で、もっとも大きなからだをしています。
ゾウの進化のようすは、からだ、頭、鼻、歯などの変化に現れています。

豊かな森林を、哺乳類として本格的に利用することができたのは、サルの仲間です。
森林の枝や葉のしげっている樹上は、天敵となる動物や競争する動物の少ない世界です。
ここで、サルの仲間の祖先は、さまざまなからだのしくみや生活のしかたを発達させ、たくさんの種類に分かれました。

現在、世界にはおよそ80万種の昆虫(こんちゅう)が知られていますが、今後調査が進むと、その種類は数百万種にものぼるといわれています。

からだの色や形はさまざまで、変わった姿をしたものもたくさんあります。
昆虫がこれほどまでに多様な発達をとげたのは、飛べることや、からだが小さいことなどの理由によると考えられます。

大型の甲虫で、成虫は夏に発生し、とりわけ子供達の人気の的となっています。
和名の由来は、頭部によく発達した大きな角を持つため日本の兜のように見えることによる事からだそうです。

こちらは世界最大のカブトムシとして有名なヘラクレスオオカブト。
角を含めた全長は最大180mmを越えるものがあるそうです。

甲虫類(こうちゅうるい)は、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ゲンゴロウ、オサムシ、ホタル、テントウムシ、ゾウムシなど、非常に多様な昆虫が所属しています。

その中でもカブトムシ亜科と呼ばれる「昆虫綱コウチュウ目コガネムシ科」に属する分類群。
総称としての「カブトムシ」はこの分類群の範囲を表していることが多く、約1,000種ほどが知られているんだそうです。

カブトムシと並んで、子供から大人まで人気の高い昆虫クワガタです。

「ヒラタクワガタ」の”ヒラタ”とは平べったい体型をしていることから名付けられおり、25亜種に分類されている オオクワガタ属の中で最大種なんです。

擬態とは、他のものに様子や姿を似せ、攻撃や自衛などのために、からだの色や形などを、周囲の物や植物・動物に似せる行為です。
展示されているオオコノハチョウは翅(はね)の裏面が枯葉のように見えることからこの名があり、隠蔽擬態をする代表的な昆虫の一つに挙げられています。
パート2に続く
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